味噌作り
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
手作り味噌
今日は味噌作り、私の家では味噌を手作りしています。今も手作りしているということは私が生まれる前からずっとやってるんですね。3年分くらいの量を一度で作っているので大体3年ごとのイベントになっています。
米麹
大豆を発酵させて味噌にしてくれる米麹、麹店があるのでそこで袋いっぱいに買ってきます。最初は固まってるので手で揉んで一粒一粒バラバラにしていきます。
この作業、麹の効果か手がつるつるになります、妻が喜んでました。(笑)
大豆をゆでます
量にもよりますが、結構な時間ゆでます。今回2時間くらい。子供のころは火の当番をしていました。何かいろんなものを入れて燃やして叱られて、火の当番は少し楽しかったかもしれないです。
大豆をミンチに
ゆでた大豆を機械に入れてミンチ状にしていきます。ひき肉みたい。
麹と塩
砕いた大豆に、麹と塩を入れてかき混ぜます。すごくかき混ぜます。
味噌作りと家作り
仕事をし出してからは、忙しさと面倒くさいという思いで手伝いをしていませんでしたが、歳をとるとこの手作りの良さが感じられるようになり、このイベントは貴重な機会と、進んで手伝ってました。
子供のころは手伝わされて嫌々やっていましたが、今では進んで手伝う気持ちになったのが何とも不思議です。自然の恵みから加工して何かを作る、混じりっけの無い天然の素材の組み合わせからは悪いものが出来る気がしません。
住宅も同じです。便利な時代になりましたから、味噌のように全て自然のものでというわけにはいきませんが、なるべく自然に近い家にしたい、家族が気持ちよく健康に住める家にしたい、そんな気持ちを込めて家造りをしています。子供の頃のこんな経験が自然素材を使った家づくりをしたいという思いの根本となったのかもしれません。
6ヶ月後に試食
3日ほどして撹拌して、また3日ほどして撹拌して、この作業を数回繰り返し、このみそが食べられるようになるのは6ヶ月から1年後です、自分で作ったものがたべられるのはとても待ち遠しく楽しみですね。