快適な睡眠のための寝室のポイント
8月に入り、毎日暑い日が続いています。日中は30度を超え、エアコンがフル稼働というお宅も多いですよね。
また夏になると、暑さからなかなか眠れず、困る人も多いのではないでしょうか。寝苦しさはそれだけでもイライラしてしまいますし、睡眠不足の原因になります。
睡眠不足は夏バテの原因にも
睡眠不足が続くと、日中眠くなってしまい、仕事に支障が出たり、体が暑さについていけず、夏バテや体調不良の原因にもなります。心地よい寝室でぐっすり眠り、明日への活力を養いましょう。
今日のブログでは、快適に眠り、翌朝気持ちよく目覚めるための寝室のポイントをお伝えします。
熟睡できる寝室作りのポイント5つ
熟睡できる寝室づくりには、温度、湿度、光、音、香りの5つのポイントを押さえましょう。
ここでは5つのポイントそれぞれについて詳しく見ていきます。
温度
熟睡できる寝室の温度は25℃から28℃と言われてします。最近では、熱帯夜が続くこともあるので、快適な室温を保つには、やはりエアコンが必須です。
ただ、強めの設定で一晩中エアコンを入れっぱなしにすると、明け方に体温が下がり過ぎ、寒さで目が覚めてしまうことがあります。状況に応じて、切タイマーや入タイマーを上手に活用したり、扇風機で冷たい空気を循環させるなど、気持ちよく起きられる工夫も必要でしょう。
湿度
快適な眠りのためには、50%程度の湿度があると良いとされています。エアコンの風が直接体に当たると、冷えすぎたり、乾燥しすぎて喉がカラカラになってしまうこともあります。エアコンの風向きは、直接体に当たらないようにしましょう。
光
人間の体は、外が暗くなることで、リラックス神経である副交感神経が優位になり、眠くなることがわかっています。そのため、寝室に強い光が入ると、睡眠を妨げてしまいます。
寝室の窓には遮光カーテンをつけて、外からの光の侵入を防ぎましょう。寝室の明かりも優しい色味のものがおすすめです。
音
外の話し声が聴こえたり、テレビなどの音が邪魔して眠れなかったという経験は、誰もが1度はしているのではないでしょうか。一方で、気持ちよく眠るための音楽などもあり、利用している人も多いかもしれません。
眠る前に心地の良い音楽を聴くのは良いのですが、眠ってしまった後は、静かなほうが眠りを深くします。音楽を聴きながら寝る習慣のある方は、タイマーを使うなどして入眠後は静かな環境で眠れるようにすると良いでしょう。
香り
意外がもしれませんが、香りも眠りに影響を与えます。寝ている間は呼吸が深くなることも一因でしょう。安眠の香りとして、ラベンダーが有名ですが、暑い夏の時期はミントを使う人もいるようです。
小椋建築では、住宅に天然木の使用をおすすめしています。天然木からは、自然の木の香りがして、とても気持ちが良いものです。自宅にいながら森林浴のような香りを楽しめますし、リラックス効果もあり、安眠につながります。
快適な寝室が熟睡を
快適な睡眠のために、温度、湿度、光、音、香りの5つのポイントを押さえることで、熟睡でき、気持ちよく目覚めることができます。
特に暑い夏の時期は、温度と湿度のコントロールがカギになるでしょう。快適な寝室のポイントを押さえて、元気に夏を乗り切りましょう。
小椋建築では、家づくりの様々なご相談に応じております。お気軽にご相談ください。