室温の違いが床暖房の悩み
朝晩、すっかり寒くなりましたね。
雨も冷たい雨に変わり、冬の足音が聞こえてくるようです。
冬といえばやはり暖房器具。先日、暖房器具についていろいろと情報収集をしていました。
いろいろ見ていたところ、床暖房のお悩みが書かれていました。
床暖房で多いお悩み
小椋建築でも床暖房をおすすめしていますが、不安やお悩みを持っていらっしゃる方も多いです。
多いのは金額面でのご相談です。大きな設備が必要ですし、家を丸ごと暖めると聞くと、電気代が心配…という方もいらっしゃいます。
小椋建築では、事務所に床暖房を設置しており、電気代のデータも取ってあります。いつでもお見せできますので、ひと冬このくらいかかるという目安として、ご覧いただければと思います。
床暖房の悩みは費用だけではなかった
床暖房のお悩みとして、多いのは費用ですが、お悩みはそれだけではなかったんですね。
情報収集していたら「あ〜、それならウチに相談してくれればよかったのに…」と思ったケースがあったので、ご紹介させてください。
床暖房の良さ
床暖房が他の暖房器具と比べて良い点として、
- 足元から暖かい
- 部屋の温度が均一(場所によって温度にばらつきがない)
- 24時間いつでも小春日和のような暖かさ
- 風が出ない…
などが挙げられます。
床暖房の良さが逆に悩みになっている?
私が見た床暖房のお悩みは「お部屋は暖かいのに、廊下やトイレが寒すぎる」というものでした。
むしろ、お部屋が暖かいがゆえに、廊下やトイレが寒いと感じるのでしょう。
その方は、床下に設置するタイプの床暖房で、リビングとキッチンだけを床暖房にしたようですが、トイレは1日数回行く場所なので、その度に寒い思いをするとのことでした。
温度差は身体の敵
床暖房にもさまざまなタイプがあり、小椋建築では、基礎に温水パイプを通し、基礎から家を丸ごと暖める方式を採用しています。
このタイプを採用しようと思ったきっかけは、高齢者が多く、冬が寒い富山県で、ヒートショックを減らしたいという思いからでした。
季節の変わり目になると、体調を崩すという方もいらっしゃると思いますが、季節の変わり目は気温差が大きいことが特徴です。気温差が大きいと身体が気温の変化に追いつかず、なかなか疲れが取れなかったり、体調を崩したりします。
抵抗力が弱いお年寄りは、温度差がきっかけで倒れることもあります。
ヒートショックというとお年寄りがなるものと思うかもしれません。しかし、ヒートショックまではいかなくても、お悩みを寄せた方のように、温度差が負担だと感じている方は年齢を問わず多いのではないでしょうか。
床暖房を入れるなら、家中丸ごと暖める方法を
床暖房も決して安い買い物ではありません。さまざまな方法がある中で、メリットデメリットをよくご検討の上、取り入れてほしいと思います。
せっかく床暖房を入れたのに、それが悩みになるというのも悲しいものです。
小椋建築では、ご予算をはじめ、床暖房のさまざまなご相談に応じておりますので、お気軽にご相談ください。