全館暖房の家、上棟
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
上棟しました。
大きな一枚の屋根で、屋根の出寸法も大きく壁から1m近く出ていて安定感があり
天井の高さは、手を延ばせば触れるくらいに低く設定してあるのに、とても広い部屋に感じられる
小さな坪数の家がとても大きな坪数の家に感じられる、そんな設計になっており
上棟したばかりですが、完成が楽しみなお家です。
中でも楽しみと言うか、体験して頂きたいことがあります。
全館暖房です。
その名の通り、家全体を温めることなのですが
空調を設置して各部屋にダクトで送風するのが一般的だと思いますが、
このお家は温水を利用します。
深夜電力の安価な電気を利用し温水を作り
その温水を基礎コンクリートに循環させて家全体を温めます。
家の床全部にパイプを設置してお湯を循環させる床暖房とも少し違います。
基礎コンクリート自体が蓄熱材となり、床下から家を温めることになるのです。
家全体の床暖房のようなものですね。
床全部に床暖房を設置するのと比べても、コストがグッと抑えられるのも魅力的です。
暖房はこれからの季節、とても感心が有る所です。
暖房の進捗はまた報告しますね。