寒さは健康によくない
寒さが身にしみる時期、12月、1月、2月、3月に心筋梗塞などで救急搬送される件数が多くなるそうです。このことを伝えていたのは、NHKクローズアップ現代で
「実は危ない!ニッポンの“寒すぎる”住まい」というタイトルで1/17に放送されていました。
番組では寒い部屋で暮らしていた44才の男性が2週間ほど前から心臓がちくちくすると感じていて突如玄関先で倒れ込み救急搬送されたとか(この方は運良く助かりました)、運悪く助からなかった方のことが伝えられています。
10℃以上の温度差
心筋梗塞は10℃以上の温度差がある部屋間の移動時が危険らしいです、脱衣場とお風呂は明らかに10℃以上の温度差があります、お風呂だけでは無く暖房した部屋から廊下に出るだけでも10℃の温度差があります、前出の44才男性の方はこれに当たるのかと思います。
原因は寒さ
これらの健康被害の原因は「寒さ」にあると紹介されています、日本は何十年も前から、居る時居る部屋だけ暖房する生活スタイルが定着していて、暖かい部屋から出ると寒い領域(廊下、トイレ、脱衣場、玄関)があることに何ら抵抗無く生活しています、この寒い領域を改善しようという動きがあるのはつい最近のことに感じます。
このような「寒さ」の事故に遭わないようにするためには、温度差を少なくすること、部屋をアタタクすることが大切で、世界保健機関(WHO)では室温が18℃を下回らないように勧告しています。
また温暖な地域だといって安心はしていられないようです、こちらに温暖な地域も危ないとレポートがありました。
断熱改修工事
では具体的にどうするかとなると、既存住宅の場合は断熱改修工事、床、壁、天井の断熱をしっかりと充填しサッシは断熱サッシに取り替えるのが暖かくもなり、電気代も減るのでいいですが、これでは高額な費用が掛かってしまいます、コスパのいい断熱改修といえば内窓の取り付けが良いと思います、巾1600×高1100の窓で45,000円ほどの費用で取り付け出来て断熱効果も上がります。
断熱改修工事は、その家にお住まいのご家族の生活スタイル、間取り、現在の断熱状況により各家でチア害有り断熱改修計画が大切です、弊社は断熱改修も得意ですのでご相談頂きたいです。
全館空調の家が理想
これから新築される場合、初めて家を持たれる30代の若い方が多いです若い時は寒さに強く、また古い日本の生活スタイルも体験しているため断熱にこだわりの無い方も居られます、断熱を後回しにすると後悔することになるので新築のタイミングで断熱にしっかりと予算を配分して暖かい家に住まわれて下さい、後からの断熱リフォームは結構な費用が掛かってしまいますからね。
温度差を作らないためにも全館空調できる家が理想で弊社ではそんな家造りをしています、お気軽にお問い合わせ下さい。