床に使われる素材の特徴と選び方①複合材

家の大きな面積を占める床ですが、床材にはさまざまな素材があります。代表的な床材としては、フローリング、畳、タイル、カーペットなどがありますが、水を使う場所かどうかや、誰が使うのかによっても、おすすめな床材は違ってきます。

今回は、床材の中でも、リビングやダイニングで使われることの多い、フローリングについてお伝えします。

フローリングには、大きく分けて2種類ある

複合板フローリング

フローリングには、複合板と呼ばれるものと、無垢材と呼ばれるものの2種類があります。今回は、複合板の特徴やメリット・デメリット、選び方についてお伝えします。

複合板とは?

複合板とは、基礎となる板の上に、化粧材を貼り合わせたもので、厚みを切ると、複数の層になっているのことから、複合板と呼ばれます。基板の上に貼る化粧材にもさまざまな種類があり、ナラやカエデなどの化粧板が貼ってあるものもあれば、樹脂などのシートを貼り合わせているものもあります。

フローリングに複合板を使うメリット

では、複合板をフローリングに使うメリットにはどのようなものがあるでしょうか。大きく分けて、3つのメリットがあります。

特徴のあるものが多い

床板の特徴

複合板の1番の特徴は、種類の多さです。基板の上に貼る素材や模様によって、たくさんの種類があります。水に強いもの、キズがつきにくいもの、防音性があるもの、滑りにくい加工がしてあるものなど、さまざまな加工材が出ています。

例えば、キッチンや洗面所には水に強いもの、子供が遊ぶ部屋には、キズつきにくいものなど、お部屋の用途に合わせて、使う板を変えることができます。

安い

複合材は、同じ商品を安く大量に生産することができるため、無垢材に比べると安価な材質が多く、建築コストを抑えることができます。

反りや縮みが少ない

天然の木材は調湿機能があり、お部屋の湿気が少なくなると、木に蓄えた水分をお部屋の中に放出します。そのため、お部屋が乾燥していると、木に蓄えられた水分が少なくなり、木材が反ったり縮むことがあります。その点、複合材は、加工技術により、反ったり縮んだりすることは少ないです。

フローリングに複合板を使うデメリット

では、フローリングに複合材を使う場合、どのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

化学物質が多い

複数の素材が重なり合ってできている複合板は、接着や化粧材によって、さまざまな化学物質が使われています。人によっては、その化学物質によって、アレルギーを起こす方がいます。

ベタベタする

化粧材や、その上に塗られているワックスによっては、全く水分や油分を吸収しないために、素足で歩くとベタベタする場合があります。

キズが深いと基板が見えることも

複合材によって、基板の上に貼る化粧板の厚さは違い、薄いものだと0.3ミリ程度です。床にキズをつけた場合、深さによっては、中の基板が見えてしまうことがあります。

複合板まとめ

複合板にはさまざまな種類があり、安価なことから、建築コストを抑えつつおしゃれな雰囲気を出すことができます。一方で、化学物質に敏感な方は、なんらかのアレルギー反応が出る可能性もあります。

どのような場所にどの床材を使えば良いのか、ご家庭によって、大切にしたいコンセプトもあると思います。小椋建築では、家づくりにまつわるさまざまなご相談をお受けしますので、お気軽にお問い合わせください。