床暖房の電気代を節約するコツ

今年も師走に入り、日中は晴れて暖かな日もありますが、朝晩は霜が降りたり、雪が降る日もありますね。

どのご家庭でも暖房器具が大活躍していると思いますが、暖房を入れると気になるのが光熱費です。

小椋建築の床暖房では、ヒートポンプを稼働させるために電気を使っていますので、電気代が気になる方も多いと思います。

そこで今日は、床暖房の電気代を抑えるコツをお伝えします。

ご紹介することは、どれもちょっとしたコツです。どのご家庭でも簡単に電気代を抑えることができますよ。

床暖房の電気代を抑えるコツ

電気代を抑えるポイントは3つあります。
一つは夜間電力を使うこと。
二つ目は、温度をコントロールすること。
三つ目は、住まいそのものにちょっとした工夫をすることです。

順番に見ていきましょう。
まず一つ目の夜間電力を使うですが、昼間はどうしても電力の需要が多くなるため、需要が少ない夜間電力を使うことで、同じ電力を使っても、電気料金を抑えることができます。

床暖房はどうしても広い面積を暖めるため、夜間電力を使って電気料金を抑えることは、大きな節約になります。

深夜料金

二つ目の温度のコントロールですが、朝晩と日中の温度差が激しい場合は、夕方の帰宅後や夜寝る前などに温度を高めにしておき、朝起きてから温度を下げることで電気代を抑えることもできます。

当社の床暖房は床の下にあるコンクリートに熱を貯めています、土鍋のように、ゆっくり暖まり始めて、ゆっくり冷めていくという特徴があります。
ですので、夕方帰宅してからや夜寝る前に温度を上げておくことで、朝は気持ちよく起きれますし、起きてから温度を下げることで、日中の気温が高い時に必要以上に温度を上げて電気代がかかるのを防いでくれます。

ただ、電源をオフにしてしまうと、床暖房の温度が下がり過ぎてしまい、電源を入れてもなかなか暖まらなかったり、高温で立ち上げることで電気代がかかる場合もあります。
家を数日留守にする場合は別ですが、シーズン中は電源は切らずに、温度を下げることをおすすめします。

床暖房リモコン

三つ目は住まいにしておくちょっとした工夫です。
この工夫も3つあります。

床暖房の熱を逃がさない住まいの工夫

一つ目は、ラグやカーペットを敷かないことです。

小椋建築の床暖房は、床の下にあるコンクリートに温水パイプからの熱を蓄え、その熱が放射して床を暖め、そして壁・天井へと熱が伝わり最終的には家全体を暖める仕組みです。ラグやカーペットを敷いてしまうと、上がろうとする熱に蓋をしてしまうため、あまりおすすめしません。お家では、木のぬくもりを感じながら、裸足で過ごすことをおすすめします。

二つ目は、窓です。

壁には断熱材を使いますが、窓に断熱材を使うことはできません。そのため、二重窓にしたり、フィルムを貼るなどで部屋の熱を逃さないようにします。

三つ目も、窓に関連しますが、カーテンを使うことです。

部屋に差し込む陽の光を調節するためにブラインドを使うご家庭もあると思います。しかし、熱を逃さないようにするという意味では、レースと通常のカーテンの二重カーテンにすると良いでしょう。

二重窓と似たような構造になるため、熱は逃げにくくなります。

カーテン

まとめると、夜間電力を使うこと、シーズン中は電源を切らずに、外気に合わせた温度調整をすること、窓から熱が逃げない工夫をすること、この3つのポイントを踏まえることで電気代を抑えられます。

どれもちょっとしたことでできることばかりですから、ぜひやってみてください。

小椋建築では、床暖房のご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。