新築したばかりなのに寒い。

富山市の小椋建築、代表の小椋です。

2/10(土)、11(日)、12(月)の3日間開催した24時間暖房の体験会が終了しました。

のぼり旗につららが出来た

第一声は「あったかーい」

雪の降るとても寒い日でのぼり旗につららが出来るほどでしたが、家の中は気温22.0℃と適温を保っていました。家の中に入った第一声は「あったかーい」でした。

家の中のトイレや廊下、どこの部屋へ行っても温かいのを体験して頂き、じっくりと見て体験してもらうことが出来ました。
寒い中、ご来場頂きありがとうございました。

一日遅れの体験会

そして本日、見に来たいのだけどいいですか?と連絡をもらいました。体験会は昨日で終了していましたが、時間さえ合えばいいですよと伝えてお話を聞いていると、

家が寒いので24時間どこの部屋も温かい暖房に興味を持っていて取り付けたいということでした。更にお話を聞くと少し前に新築したばかりと言われました。

後付は難しい

「えっ」と思わず声が出て、どういうことだろうといろいろ聞いてみたかったのですが、失礼かと思いとどまりました。この暖房は基礎工事の時に仕込むため新築工事に向いています、連絡を頂いた方はリフォームでこちらの床暖房をご希望でした。

リフォームでこの基礎蓄熱暖房を設置する場合は床をめくる工事が必要になります、築数十年経っていて床の張り替えなど大規模に工事する場合は設置出来ますが、新築したばかりの床をめくるのはもったいない気がします。出来ないことは無いですがリフォームで取り付けるには難しいのです。

まずは床をめくることになるので、リフォームでは難しいことを伝えて納得して頂き、本日の体験会は見送りとなりました。

その方との最後の会話は、その暖房が付かないなら他の暖房を探してみる。でした。。。

満足出来る家づくり

新築したばかりなのに寒いとは、断熱材の不足なのか、サッシの性能不足なのか、なにが原因かは定かではないですが、大金を掛けて不満の残る家になってしまったのは、とても残念なことです。

今回お聞きしたのは暖房のことでしたが、家の導線だったり、使い勝手だったり、お施主さんのご希望をしっかりと聞き取り形にするのは当然のことです。この当然のことをしっかりと続け、満足できる家を作っていきたいと改めて思った次第です。