作業場の解体工事が始まりました。
「何かあったの?」と心配された方、ご安心ください。
実は、自宅を建てるための準備を、ようやく本格的にスタートさせたのです。
昭和56年築、父の想いが詰まった作業場
今回解体に踏み切ったのは、昭和56年に亡き父が建てた鉄骨の作業場。
この作業場の半分ほどを解体して、住宅を建てるスペースを確保します。
ここに自宅を建てるという夢を叶えるため、数年前から少しずつ準備を進めてきました。
コンパクトな作業場へ再編成
作業場は約半分の大きさになります。
限られたスペースでも効率的に使えるよう、設備や在庫資材を大幅に整理しました。
長年使っていなかった加工機械は思い切って処分
古民家から取っておいた欅(けやき)の丸太梁や柱は、使ってくださる方に譲渡
保管していた在庫品も整理し、本当に必要なものだけを厳選して残しました
こうした断捨離も、次のステップへ進むための大切な準備です。
資材の移動や片付けは、日曜日や大型連休を使って少しずつ。
こういった地道な作業の積み重ねでようやく今に至ります、長かったー。
「モデルハウス」ではなく、「自分らしい住まい」を
今回の自宅は、「自分自身の経験」と「これからの暮らし」に向き合う住まいにしたいと考えています。
実は、20年ほど前に建てた今の家があるのですが、冬の寒さにはずっと悩まされてきました。
そこで、これまでお客様にご提案してきた“高性能住宅の快適さ”を、
自分自身の暮らしの中で実際に確かめたいと思うようになったのです。
今回の家は、断熱・気密・耐震・空調など、これまでの経験と技術をすべて注ぎ込んだ
いわば「等身大のモデルハウス」でもあります。
実際に暮らしながら、その快適さや使い勝手を体感し、
今後の家づくりにも活かしていけたらと思っています。
着工は来年、見学会も予定しています
自宅の着工は来年を予定しています。
そして完成後には、何度か見学会も開催する予定です。
ただの「見せる家」ではなく、実際に暮らし、体感できる等身大の高性能住宅。
これから家づくりを考えている方にとって、きっと参考になるはずです。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
最後に:40年の歴史を引き継ぎ、次の世代へ
親父が建てた作業場を解体するのは、少し寂しさや後ろめたさもありました。
でも、この場所にまた新しい歴史をつくっていくことを決めました。
これから自邸の建築が進んでいきますが、
小椋建築の仕事はこれまで通り、通常通り行っておりますのでご安心ください。
見学会などのご案内は、またこの場でお知らせします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。