壁を取り払って見えた景色
自邸建築のために、作業場を縮小する工事をしています。
これまで仕切られていた壁を取り払ったことで、今まで見たことのない景色が広がりました。
朝日がとてもきれいで、思わず手を止めて見入ってしまいました。
この景色が、自邸の2階リビングから見える景色になります。完成がとても楽しみです。

自邸は2世帯住宅の予定です
今回は2世帯住宅を計画しています。
1階、2階ともにLDKがあり、それぞれの世帯が心地よく暮らせるようにしています。
特に、2階LDKはこの朝日の景色を取り込むために、東側に配置しました。
窓の計画にはこだわりました
「この景色をどうやって暮らしに取り込むか」
そのことを考えながら、窓の大きさ、位置、高さをじっくり検討しました。
・椅子に座ったとき
・ソファーに座ったとき
・立ってキッチンに立ったとき
それぞれの視線の高さで、どんなふうに景色が見えるかを想像して、窓の形を決めています。
いろいろ試しながら、ようやく納得のいく形になりました。
家づくりは「景色」から始めてもいいかもしれません
間取りや性能、デザインももちろん大事ですが、
こうして景色と向き合っていると、「暮らしにどんな風景を取り込むか」も大切な要素なんだなとあらためて感じます。
家の中から毎日見る景色、ふとした瞬間に目に入る風景。
それが心地よければ、それだけで暮らしがちょっと豊かになるように思います。
皆さんも、家づくりや土地選びのときには、「そこからどんな景色が見えるか」という視点も加えてみてはいかがでしょうか。