真夏の冷房体験会

7/27(土)の体験会にご来場頂いた方々暑い中ありがとうございました、とても暑い日となり気温34.2℃の中、全館冷房を体験していただきました。

外気温34.2℃、湿度62.2%、絶対湿度21.26g/㎏

室内温度1階27.1℃、湿度63%、絶対湿度13.4g/㎏(単位変換してます)

みはりん坊

室内温度2階、25.0℃、湿度67%、絶対湿度12.7g/㎏(単位変換してます)

家の中に入ると涼しい、外気との温度差わずか7℃ですが快適です、そして2階に上がるとさらに涼しく25℃でした、小屋裏にエアコンがあるためかエアコンに近い2階の方が1階よりも2℃低く涼しかったです。

体験頂いた方はエアコン1台で家中涼しくなるなんてと驚いておられました、しかも14畳用の壁掛けエアコンで33坪の家を空調出来るのは断熱性能が良いからと言うのもありますが、日射遮蔽や送風方法等小屋裏エアコンには工夫が詰まってます。

小屋裏エアコン

その名の通り小屋裏にエアコンが設置してあります2階の天井裏です、小屋裏を冷やしてその冷気を1階、2階の各部屋へ送風して家全体を涼しく空調しています。冷たい空気は重く下降していくのでその温度差を利用するためにも高い位置に冷房を設置しています。

小屋裏エアコンメリット

  • 1台で全館空調なので購入費用が1台分
  • 1台なので電気代が1台分
  • エアコンの寿命は約12~13年と言われています、取り替え費用も1台分
  • ○○システムの設備ではなく市販されている壁掛けエアコンなので手に入りやすい
  • 同上、システムよりも安価
  • 直接風が当たらないのが良いとも言われます

デメリットは直接見えないので異常があった場合わからない、フィルター掃除しに小屋裏へ上がるのが面倒といったところでしょうか。

エアコンの役割は冷房の場合、温度を下げるのはもちろんですが湿度を下げることも大切です、「絶対湿度」空気1㎏の中に○gの水分があるかを示すものですが、21g/㎏もあるとジトジトして不快になります、この水分をエアコンが結露させて空気中から取り除いてくれて13g/㎏まで落として快適な空気になってます、夜に涼しくなったといって窓を開けると折角取り除いた水分が入ってくることになるので窓を開けないことをおすすめします。

全館空調のいいところはどこの部屋へ行っても涼しいことですね。

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