残暑を乗り切る緑の効果
9月になり、朝晩は多少過ごしやすくなりましたが、日中の暑さはまだ続いていますね。
涼しくなるのも、もう間も無くとは思いますが、長引く暑さに疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。
お部屋の色が私たちに与える影響
色には、それぞれの色が持つイメージがあります。
赤を見ると、暑さや熱をイメージしますし、青を見ると涼しさ寒さをイメージします。
そういった面では、緑は中間色になりますが、皆さんは緑にどんなイメージがありますか?
「遠くの山を見ると目が良くなる」という話を聴いたことはないでしょうか。効果のほどは定かではありませんが、私たちの生活は、手元(近く)を見る時間が多いです。特に昨今は、スマホの小さな画面で、調べ物をしたり、連絡をとったりする時間が長いのではないでしょうか。
遠くを見たり、山の緑を見ることは、近くを見るのに疲れた目を休ませる効果があるそうです。つまり、お部屋に緑があることで、疲れた体を癒しながら残暑を乗り切ることができるでしょう。
緑が与えてくれるプラスの効果
緑には、このような効果があるそうです。
癒し効果がある
緑という色に対して、多くの人が「癒し」というイメージを持つようです。実際に、病院や、整体院などでは、緑を基調としたホームページやチラシを作っているところも多いですし、聴くと癒されるような楽器や曲調のコンサートなどでは、背景に山や竹、川の上流部などを背景としたチラシも多く見かけます。
このように、緑には、人の気持ちを落ち着かせる効果があります。
若い・成長のイメージがある
緑でも、明るい新緑の緑には、成長というキーワードを感じる方も多いようです。
母子手帳に植物のふたばがデザインされていたり、成長をイメージさせるものとして、新緑やふたばが使われることは多いです。このように、緑には、人の気持ちを前向きにする効果もあります。
緑は1年中どの季節にあっても、違和感がない
暑い夏に、真っ赤な色を見ると、暑さが倍増しそうですし、寒い冬に青を見ると、余計に寒く感じます。
しかし、緑は新緑の春から、葉が落ちる秋だけでなく、クリスマスのモミの木の緑もあるように、1年中あっても違和感を感じない色です。
お部屋の模様替えが難しい人でも、緑は1年中違和感なくお部屋になじむのでおすすめです。
お部屋への緑の取り入れ方
お部屋への緑を取り入る方法で簡単なものを3つご紹介します。
植物を置く
観葉植物を置くのも良いですし、季節の花をグリーンと一緒に飾るのも華やかで素敵ですね。水やりが難しくて、枯らしてしまうかも?と心配な方は、パキラやサボテンなどの水やりの手間が少ないものを選ぶと良いでしょう。
ハーブを育てる
料理にハーブを使う方や、ハーブティーが好きな方は、小さなポットでハーブを育てるのも良いでしょう。ハーブからも良い香りがしますし、ハーブによっては、虫除けなどの効果があるハーブもあります。
写真を飾る
ハーブをはじめとする植物は、水やりなどの手間をなくすことはできません。水やりなどの手間を無くしたいという方には、写真がおすすめです。
素敵な風景の写真や、ポスターでも良いですし、遊びに行った時の写真があれば、小さな額に入れて飾るのも楽しい思い出が思い出されて良いかもしれません。
お部屋に緑を取り入れて残暑を乗り切りましょう
緑には、癒しやリラックスという効果があるので、ちょっとした緑があるだけでも、お部屋が安らぎの空間になると思います。
また、緑は木のベージュやブラウンとも相性が良く、おしゃれにマッチすると思います。
癒しのグリーンを暮らしに取り入れて、残暑を乗り切りましょう。