富山市の小椋建築 小椋です。
新築現場では基礎工事が進み、立ち上がり部分の型枠が取れて、基礎の形がきれいに見えるようになりました。今回は、基礎の内側に施工した断熱材と、外周基礎との縁切りについてご紹介します。
また、コンクリートを打設したあとの底盤では、品質確保のため急激な乾燥を防ぐ水養生を行っています。完成しても見た目は変わりませんが大事な現場管理です、
型枠が外れ、基礎の立ち上がりが見えるように
基礎の立ち上がり部分に取り付けていた型枠が外れ、コンクリートの状態を確認できるようになりました。
型枠が取れると、これまで隠れていた基礎の形や、内側に施工した断熱材の納まりが見えてきます。今回の現場でも、型枠を外したあとに全体を確認。

基礎の立ち上がりと同時に断熱材を打ち込み
基礎の内側には、ミラフォームラムダの厚さ90ミリを配置します。
この断熱材は、基礎の立ち上がりコンクリートを打設するときに、型枠の内側へあらかじめ設置し、コンクリートと同時に打ち込んでいます。あとから接着する方法ではないため、断熱材が基礎からはがれにくい施工方法になります。
この住宅では床下エアコンを使用するため、床下の熱をできるだけ逃がさないよう、基礎の内側に厚みのある断熱材を入れています。基礎外側に断熱材を持ってこないのはシロアリ対策です、外より内の方が安全と考えます。
外周基礎と断熱材の間を縁切りして熱橋を防ぎます
基礎の外周部分では、基礎コンクリートを通して外の暑さや寒さが室内側へ伝わる「熱橋」をできるだけ少なくするため、内部の基礎を外周基礎に直接つなげない「縁切り」を行っています。
コンクリートは、断熱材に比べて熱を伝えやすい材料です。外周基礎と内部基礎が連続していると、そのつながった部分を通り道として、外の暑さや寒さが室内側へ伝わりやすくなります。このような熱の通り道を「熱橋」と呼びます。
池と島に例えると、外周基礎は池の周りにある道、内部基礎は池の中にある島のようなものです。道と島の間に橋が架かっていれば、外周から内部へ渡ることができますが、橋がなければ直接渡ることはできません。
基礎も同じように、外周基礎と内部基礎のつながりを切ることで、外の熱が内部へ伝わる経路を少なくしています。写真右下部分は玄関に当たります、ココは外部と繋がっているので熱橋となります、全てを縁切ることはできないのですが極力熱橋を無くす設計を心がけています。
現場では、外周基礎との縁切りができていることを確認。

底盤の水養生で急激な乾燥を防ぎます
基礎の底盤では、コンクリートを打設したあとに水養生を行いました。
水養生は、コンクリートが急激に乾燥するのを防ぐための作業です。打設して終わりではなく、その後の乾燥の進み方にも気を配りながら、コンクリートの品質を考えて養生しています。これだけの猛暑ですから水養生は大切です、打設してから7日間ほどは水をたっぷりと入れプールにしていました。
この後は土台敷き作業に入るため水が邪魔になってくるので注水を止めて土台作業の準備に掛かります。
天候や現場の状態を見ながら、必要な確認を重ねていくことが大切今回は、型枠を外したあとの基礎と、基礎内断熱の施工状態を確認しました。
新築の基礎工事や断熱について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。