気密測定、C値

建物には機械による24時間換気が国により義務化されています、この換気をするために気密がしっかりとしていないと隙間から空気が入ってきて、計画通りの換気をすることが出来ないため、気密性能を高める必要があります。


よくある例え話がストローです、ストローは筒状の両端部に穴が開いていて空気を吸うと反対側の穴から吸った分だけ空気が入り込んできます、しかし筒状の側面に複数の穴が開いていた場合、側面から入り込んでくる空気の量が多く反対側の穴からは入り込む空気の量が少なくなります、気密を高めると言うことはこの側面の複数の穴を作らない、または塞ぐことをいいます。

住宅気密測定

このストローのように、側面に穴が開いていないか、隙間が無いか、確認するために気密測定があり、先日気密測定検査を行いました。数値に決め事はありませんが1.0㎠/㎡を切ればいいと言われています、結果は0.26㎠/㎡でした。

暖かい家・涼しい家にするには、暖かい空気・涼しい空気を逃がさないように留める高い断熱性能と高い気密性能が欠かせません、どちらかの数値が低くても家の熱を留める性能は下がってしまいます。
現在建築中の家では、断熱性能を示すUa値が0.30 W/㎡K、気密を示すC値が0.26㎠/㎡という結果でした。