間取りで失敗しないコツ
とあるアンケートによると、家のお悩みで一番多いのは「収納」とのことです。
特に、小さいお子さんがいらっしゃるお宅では、あっという間に着れなくなった服や靴、遊ばなくなってしまったおもちゃで、収納が足りなくなるということもあるかもしれません。
収納には、間取りが大きく関わってきます。
そこで今回のブログでは、間取りで失敗しないコツについてお伝えします。
現在だけでなく、将来の暮らし方も考える
家を建てる時は、いろいろ考えたり、決めたりすることが多く、なかなか将来のことまでイメージができないかもしれません。
しかし、家(特に間取り)はそう簡単に変えることができません。ですから、今の暮らしだけでなく、20年後、30年後もイメージしながら間取りを決めると良いでしょう。
間取りは流れも考える
家の悩みで一番多いのは収納ですが、収納スペースがあれば問題は解決するわけではありません。
収納スペースが十分に確保できていても、しまいにくい、出しにくい、距離が遠い収納は、活用されず、家が散らかる原因にもなります。
ですので、収納を考える時は、同時に人の動線も考える必要があります。
また、間取りを考える場合は、人以外の動線も併せて考える必要があります。
収納を考える時に考えるべき、人以外の動線
収納を考える時に、考えるべき動線は、人意外にも2つあります。
光の動線
考える必要がある動線の1つ目は、光です。
日中、太陽が出ているのに十分な光が取り込めず、薄暗い家は気持ちもスッキリしませんし、カビ発生などの恐れも高まります。また、太陽光だけで明るい家は、電気代の節約にも繋がりますね。
間取りを考える場合は、収納だけでなく、どこから太陽の光を取り込み、取り込んだ光をどのように居住空間に取り入れるか、光の動線も考える必要があります。
収納で窓を塞いでしまわないよう、どこに窓を設置するかも大切なポイントになります。
空気の動線
2つ目は空気の動線です。空気の動線が悪いと、部屋の中で温度差ができてしまい、住みごごちが悪くなります。
また、空気の循環が行われず、空気がよどんだり、臭いがこもってしまうことで、不快に思うことが増えたり、カビやバイキンの繁殖につながるおそれもあります。
このように、家の間取りを考える際は、収納スペースの確保だけではなく、人の動きや、光、空気の動線も踏まえて考える必要があります。
家族だけで悩まず、お気軽にご相談ください
明るさや空気、人の動線を踏まえつつ、収納スペースも確保するとなると、ご家族だけで考えるのは簡単なことではありません。
小椋建築では、住まいに関わるさまざまなご相談に応じております。まずは、家づくりに関するご要望をお聞かせください。
73年にわたる、富山での家づくりの実績を元に、快適な居住空間をつくるお手伝いをさせていただきます。