朝晩だけ冷え込む、この時期ならではの床暖房の使い方
この前まで「暑い〜」と言っていたのに、朝晩だいぶ冷え込むようになってきましたね。
布団から起きるのもちょっとツラくなってきたのではないでしょうか。
中には、朝晩の冷え込む時間帯だけ、暖房が欲しいという方もいらっしゃるかもしれませんよね。
今日はそんな冷え込む時間帯だけ、暖房が欲しい方向けに効果的な床暖房の使い方をお伝えします。
小椋建築の床暖房の特徴
床暖房には、大きく分けて、電気式と温水式があります。
電気式は、電熱コードを床下に這わせて、電気で床下から温める方法で、薄いフィルム状のシートを床下に張ってます。
一方の温水式は、床下にパイプを這わせて、パイプの中に温水を流すことで家を温める方法です。
小椋建築の床暖房は、温水式でパイプは床の下の基礎に這わせて、家中を温める温水方式を取り入れています。
温水方式と電気式、温まり方の違い
温水方式と電気式では、温まり方に違いがあります。
温水方式は、ゆっくり温まり、ゆっくり冷めるのが特徴で、電気式は、温水方式と比べると、速く温まり、速く冷めるのが特徴です。
そう考えると、朝晩の寒い時期だけ床暖房を使いたいというニーズには、電気式の方がマッチしているように思います。
一方在宅の時間が長い方や、お子さん、高齢の方がいる場合、温度差が体調を崩す原因にもなるので、小椋建築では、家丸ごと24時間暖かい、基礎蓄熱温水方式をおすすめしています。
温水方式の床暖房で、朝晩の寒さを防ぐには?
基礎蓄熱温水方式の床暖房の場合、完全に温まるまでに2,3日かかります。これは基礎全体に熱を貯める時間です、一度暖まればなかなか冷めません。
寒さが本格的になる前だからこそ使えるやり方ですが、朝晩だけ寒いという場合、一番低い温度でスイッチを入れてみてください。前日の夕方にスイッチを入れると、次の日の朝は少し体感温度が変わるかもしれません。
日中になって暑くなければ、スイッチを入れたまま様子をみられても良いでしょう。
日中、暑すぎるという場合は、2つ方法があります。
一つは、窓を開けていただく方法。もう一つは、朝起きた時にスイッチを切って、夕方にスイッチを入れてみるという方法です。いずれも、寒さを感じる程度に合わせて調節していただくと良いと思います。
11月に入ると、朝の最低気温も1桁台に下がる日が増えます。また、すでに温度差により、風邪気味の方もいるようです。床暖房を上手に使って、体調管理にお気をつけください。