屋根断熱セルロースファイバー吹き込み
屋根断熱にセルロースファイバー吹き込み吹き込みをしています、最初に不織布を張ってホースを差し込む部分だけに穴を開けホースを差し込み攪拌されたフワフワのセルロースファイバーを吹き込んでいきます。
場所場所で吹き込みされているか確認しながら作業を進めていきます、吹き込み後の不織布を触ってみたところパンパンに詰まってて密度が高いのが感触でわかります、ちなみに密度は50K。
セルロースファイバーの断熱性能
セルロースファイバーの熱伝導率は0.040W/㎡k、高性能グラスウール16kとほぼ同じ性能です、厚みは225㎜なので断熱性能U値は0.18W/㎡kとなります(熱橋ないものとして)
このセルロースファイバーの特徴として
- 断熱性
- 防火性
- 吸音性
- 吸放湿性
が上げられ中でも吸音性がいいのは現場にいてわかり静かです。音楽家さんなんかは壁にもセルロースファイバーを採用して防音されると効果的かと思います、グラスウールより高くまた面積も大きいのでちょっと費用がかかりますね。
屋根断熱吹き込み後は壁と同じく可変調湿気密シートを丁寧に張り付け、隙間を無くし気密を確保します。
屋根断熱か天井断熱か
弊社は断熱層を屋根面としていますが、天井に断熱層をされる会社さんもあります。どちらがいいですかと聞かれたことがありますが、断熱性能に変わりは無くどちらでもいいと思います。
天井面に断熱層を作る方が簡単なので水平天井でしたら天井断熱がよさそうです、勾配天井や小屋裏エアコンをする場合は屋根面に断熱するのが必須になるのでどうしても屋根断熱となります。
弊社では小屋裏エアコン1台で全館冷房をしているので小屋裏に空調空間がほしくて必然的に屋根面で断熱することになります。