ガルバ鋼板屋根の温度と屋根裏の温度

表題の温度差がどれくらいあるのか気になり測定してきました。

  • 測定日は6/10(土)11:00前後、天候:晴れ、気温27℃とニュースで言ってました。
  • 屋根はガルバニウム鋼板、立平葺き。
  • 屋根下はタルキを通気層として棟換気を取り付け排熱してます。
  • タルキ下に100倍発砲断熱厚み195㎜
外気温
外気温

屋根の温度は40℃ほど

ガルバ鋼板屋根の温度
ガルバ鋼板屋根温度 サーモ

サーモ写真の真ん中が屋根棟、左側が南面、右側が北面です。この写真をみると一番温度の高いところは私の靴(黒色)でした43.6℃と表示されてます、本当かわかりません。次に温度の高いところは棟で39.4℃、次が棟の北側で26.5℃(同じ棟で少し離れて13℃差これは測定がおかしいです、そこまで正確には測定できないものと思われます)

放射温度計で測定

ガルバ鋼板屋根温度

放射温度計では36.6℃、サーモと比較すると7℃くらいの差がありました、実際屋根を手で触ると熱っとなって手を反射的に引っ込めるほどの熱さでした。

どの温度が正確なのか全然わかりませんでしたが40℃以上あることは間違い有りません。

屋根裏の温度は21.6℃

屋根裏断熱材温度
屋根裏断熱材の温度

屋根裏の断熱材表面の温度を測定すると21.6℃でした(気温27℃あってこのような温度になるのか疑問ですが・・・)、屋根鋼板の温度が40℃とすると18.4℃の差があります、現場の家の中に入ると涼しく感じます。

屋根の断熱性能

屋根面に吹き付けている断熱材の熱伝導率は0.038W/m・k、厚みが195㎜、これで屋根面だけの熱貫流率(U値)を求めると約0.19W/㎡kです、これが熱の伝わりを防いでくれているんですね。

もっと断熱性能(U値)を上げる場合は、厚みを厚くするか、熱伝導率の良い材料に取り替えるかになります。

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